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2015-05-21
外国人に勇気を出して話しかけた彼女、その後嬉し恥ずかしな事件に発展するのです

外国人に勇気を出して話しかけた彼女、その後嬉し恥ずかしな事件に発展するのです
5839 pv

最近、訪日外国人の数が増えてきて、観光・就労問わずよりみなさんに近くなった外国の方達。
なかなか接点がなくいざ話しかけようとするならば、腰が引けてしまうこともある、それが日本人です。
しかし彼女の場合は、勇気を出して話し掛けてしまったのです。
さぁて吉と出るか凶とでるか?

20歳。専門学校の学生をしていた時の話です。

地元の駅の階段を降りてホームに着くと外国人の男性が一人居ました。
その男性は、ホームで何やら困っているようでした。

男性の近くにいた人たちは、声を掛けられても、無愛想に通り過ぎるだけ。
見ていてなんだか恥ずかしさとともに情けなさがこみ上げてきたのです。

英語もまったく出来ない私でしたが
困っている人がいると手助けしてあげたくなる性格だったので
思わず「大丈夫ですか?」と声をかけてみました。

男性はほっとした様子でこちらを振り向き、
片言の英語で「××駅イキマスカ?」と話しました。

私はよかった日本語が通じる、と思い日本語で返答しました。
「大丈夫ですよ」「行きますよ」と。
ちょうど男性と同じ方向に用事があったので一緒の電車に乗り込むことになりました。

助けてもらった男性は、とても嬉しかったようで
何度も何度も頭を下げてお礼を言ってきたのです。

「アナタイイヒト」
「ゼッタイ、イイオヨメサンニナレルヨ」
「アリガト、アリガト」

男性は、手に持っていたレジ袋の中から抹茶のパウンドケーキを取りだそうと、

「キョウ、コレカイニイッテタノ」
「ハンブンアゲル」

と車内でパウンドケーキの袋を開けようとしましたが、
ビニール袋の取り出し口が堅くしまっており、なかなか開くことができなかったようです。
力一杯引っ張り続けていました。

すると、車内でパウンドケーキの袋が爆発して
あたり一面がパウンドケーキだらけになってしまったのです。

バウンドケーキが飛び散り、私たちの服だけではなく、
車内や周りの方達にまで広がってしまってとても恥ずかしい思いをしました。

そして、彼は、爆発とともに半分になってしまったバウンドケーキを掴むと全て私にくれました。
私は、遠いところまで買いに来たバウンドケーキを頂くには、あまりにも申し訳なかったので、
丁重にお断りしました。
それでも彼は、どうしてもお礼がしたいということで渋々半分になったバウンドケーキを受け取る事にしました。

電車が彼の目的地に近付くと
電車の外を指差し「ワタシ、アソコノシャイン」
顔写真入りの社員証を見せてくれました。

車内で盛り上がる彼に私は、笑顔で対応するしか出来ませんでした。

駅に着き
「ここですよ」と教えると
「アリガトウ、アリガトウ」
「サヨナラ、サヨナラ」
と笑顔で去って行きました。

正直、ドッキリにでもかけられている様な感覚でした。

車内でパウンドケーキが爆発する事を想像した事がありませんし
そんな出来事に遭遇するなんて思っていなかったので。

15分足らずの出来事でしたが
物凄く濃い時間を過ごしました。

今では笑いごとで話せますが
彼が去った後の散らばったパウンドケーキに囲まれながら
目的地まで車内での周りの目が気になり恥ずかしかったです。

それからというものの、男性が下車した駅を通りすぎるたびに、
そのときのことを思い出してしまいます。
そして、恥ずかしかったという思い出よりも話しかけてよかったという気持ちが勝ってきている自分がいました。

次に困っている外国人の人がいたら、絶対に話しかけようとそのとき心に決めました。

記事提供:89326さん

249planet みんなの体験談で井戸端会議

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