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2016-05-24
父親の会社の倒産で荷物をまとめて夜逃げ。その先に待っていたのは…

父親の会社の倒産で荷物をまとめて夜逃げ。その先に待っていたのは…
46192 pv

夜逃げで逃げ出したことを伝えられぬまま彼との別れ

大学時代からの親友には事情を伝えましたが、
彼には言わないで欲しいと言ってしまいました。

気になってはいましたが、
日々の生活をどうしていくかという深刻な問題に、
彼のことは埋れていきました。

見知らぬ場所で始めた生活では、
若い私が一番柔軟に動くことができます。

すぐにバイトを探し、その日から働き始めました。

50代になっている両親はなかなか動き出せません。
それでもしばらく後には母親はパートを見つけて働きましたが、父親はどうにもなりません。

今まで小さい会社ながらも社長でいた人ですから、
何の役にも立たないプライドだけは高く、
何より50代の男性がすぐに働けるような求人もありません。

来る日も来る日も狭いアパートの中で一人、
背中を丸めて過ごす父親は、
産まれた時から知っている父とは別人のようでした。

以前と同じ3人家族なのに、家の中の雰囲気はこんなにも違います。
アルバイトの掛け持ちをして、
体はクタクタに疲れていますが、
家に帰るのがためらわれます。

思い返せば、幼稚園に通いはじめた頃から、
毎日、毎日、「ただいま」と言って帰った家。

出掛ける先が小学校でも中学校でも高校でも大学でも、
必ず同じ家に帰って来ます。

外で悲しいことや嫌なことがあっても、
嬉しいことや楽しいことがあっても、
様々な感情の起伏は、
家に帰って家の空気を吸い一晩過ごすことで、
全てがリセットされてしまいます。

家というのは、ただ住めればいいのではなく、
家族の気持ちが安定しているところを言うのだろうと思いました。

家の外観はどうでもいいから、
とにかく毎日帰れる家、
帰りたい家をつくらなければ、
このままでは私の家族はダメになると思いました。

私は一人っ子ですから私が何とかしなければ、誰も何もしてはくれません。

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