もし自分がうつ病かも知れないと感じた場合、すでに重症化していて、誰かに助けを求めたくてもなかなか求められないということもあるかと思います。
まったくうつ病と気がつかずに生活していてある時うつ病だと診断されるということも多いようです。

気がつかない間にうつ病を発症していたケース、ほとんどの方がこちらになるのではないでしょうか？
忙しくてプライベートの時間が持てないサラリーマンの方、1人で育児を抱え込んでしまっている主婦の方、勉強で行き詰まって希望する学校へ進学できない学生の方などうつ病はほおっておくと、不安や不満が溜まり自傷行為や精神崩壊を起こしかねません。
気づいた時にはリストカットなんてことも・・・。
当記事ではうつ病になる前になんとかしてうつ病をチェックする方法をご紹介していきたいと思います。

うつ病では身近に相談に乗ってくれる人がいることが重要

年々増加傾向にあるシングルマザーで育児と仕事を両立して毎日多忙を極める方は特に注意が必要です。
どうしても子供優先になり、自分のことは二の次に考えてしまう、そして相談する夫がいないという現状です。子供は「ママーお腹すいたよー！」「ママーこれ見てー！」と母親の事情なんておかまいなしです。
もし夫がいたら助けを求めることもできるのかも知れません。しかしながら、助けを求める人が隣にいないのは事実です。
実家がすぐ近くにあり両親に相談ができる環境なら話は別ですし、仕事場に相談できる同僚や上司がいれば、これも別です。
話しかけにくいという一面もあると思いますが、日々起こることだけでも報告できれば気分的に安らぐことは間違いありません。
自分がうつ病になり深刻になる前に相談に乗ってくれる人を見つけることが大切です。

うつ病チェックで自分を客観的に見つめる

シングルマザーはとにかくやらなければならないことが山積みとなります。まずは、子供の面倒をみること、生活するための仕事、食事・洗濯などの家事、他にもあるでしょう。そんな忙しい中で辛いことや悲しい事、思うようにいかないこともたくさんあると思います。そんな中だからこそ、自分と向き合う時間が必要なのです。夜寝る前やお風呂に入っている時でよいでしょう。まずは優先順位を決めます。一番大切な事は子供でしょうね。その次は生活をするための仕事かもしれません。１０位までランク付けをします。
優先順位をつけたら、一番最後の１０番目を必ず行わないようにしてみます。もちろんできない場合は、その都度ランクをつけ直してください。毎日やらなければならないことの一つを行わないようにするなんてできないと思わないでください。
やってみてできなかったら変えればいいのです。
そしてランク１０位を自分を見つめる時間に裂きましょう。では一体自分を見つめるとはどういうことをすれば良いのかですが、簡単です。うつ病チェックをすれば良いです。

うつ病チェックリスト

毎日のように、ほとんど1日中ずっと気分が沈んでいる。
何に対しても興味がわかず、楽しめない。
毎日のように、食欲が低下、または体重の増減が激しい。
毎晩のように、寝付けない、夜中や早朝に目が覚める。
毎日のように、動作や話し方が遅い、またはいらいらしたり、落ち着きが無い。
毎日のように、疲れを感じたり、気力がわかない。
毎日のように、自分に価値が無い、または申し訳ないと感じる。
毎日のように、仕事や家事に集中したり、決断することができない。
この世から消えてしまいたいと思うことがある。

もし二つ以上にチェックがついてしまった人がいたら、できる限り早い段階で、心療内科の受診をおすすめします。
このようなストレスチェックをして潜在的なうつ病を見つけることができるかも知れません。
決して甘くみることのないようにしてください。