
3歳の自閉症診断で人生が一転したとある母親が支えられたある存在とは?
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自閉症で生まれてきた子。姪が自閉症と診断されながらも通園し、頑張ってこれたのは、自分でもなく、母親でもなく、・・・・の存在でした。
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私が妊娠中のお話で、私の人生の中で一番うれしかった今から4年近く前の話です。
私には当時5歳になる姪っ子がいました。
実姉の子供で、私が結婚するまで実家でずっと一緒に生活してきてました。
姪っ子は3歳の時に幼稚園へ入園し、それから3歳児検診の時に、自閉症と診断されました。
姉はとても苦しみ、悲しんで、毎日のように泣いていて、姪っ子のことを考慮して、幼稚園をやめることも考えていました。
しかし、そこの園長先生の意向により、徐々に集団にも慣れ、改善していくこともあるかもしれないということで、退園せずに幼稚園生活を過ごすことになったのです。
4歳以上になってくると、周りとの変化が出てきました。
集団行動をとれないことをはじめ、普段と違う生活ペースになるとパニックになってしまう、また急に奇声をあげてしまうなど、本当に姉も心配したと思います。
加配の手続きもしましたが、幼稚園だからか通らず、先生に対して、児童が多い幼稚園での生活は、姪っ子にとってはとても不便で、ストレスさえも感じるようになりました。それでも幼稚園では、年に何度も行事があり、その都度全体での練習があったりと、疲労がたまったり神経の使いすぎによって、家ではかなり暴れたり、情緒不安定な日々が続きました。
幸いなことに、4歳5歳の担任の先生はとても丁寧で親切であったため、まめに状態を連絡くれたり、不安定な時は常に抱っこをしてくださったりして、日々生活してました。
4歳の時の運動会を見にいきましたが、姪っ子は常に先生に抱っこされ、それでも暴れたり、泣いたり、とにかくパニック状態で、演技やかけっこも出来ずに終わってしまいました。
それでも、練習の時は出来たときもあったんだよと、先生に励まされながら、成長を見守ることにしました。
そして5歳の最後の幼稚園の運動会がありました。
この時私は妊娠しており、おそらくしばらく姪っ子の運動会などには参加できなくなるなと思い、またパニックになってしまうかもしれないけど、成長をこの目で見たくて、応援にいきました。
炎天下の中で、姪っ子も不安そうな顔でじっと突っ立ってる状態を目にしましたが、頑張ってほしいと心から祈りながら、運動会が始まりました。
なんと今までと違って、かけっこは最後ではあったけど走れ、また集団行動もある程度出来るように成長してました。
最後に、クラス全体での「絆」と題した踊りがありました。
整列して列を交互に交代したり、複雑な動きもあり時折パニックになってしまうこともありましたが、そこで私がとても感動したのは、
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クラスみんなの支えでした。
姪っ子がついていけなくなった時、隣の子、後ろの子が、姪っ子のカバーを率先してやってくれてる姿を見ました。
姪っ子は話すことも出来ないし、伝えることも出来ないけど、周りの子たちのやさしさによって、支えられながら成長できたんだなとすごく感じ、嬉し涙が出てきました。
今こうして思い出すだけでも嬉しくて泣けてしまいますが、ずっと身近で一緒に生活してきた姪っ子の成長がとっても嬉しく、周りの子たちにも感謝した瞬間でした。
249planet みんなの体験談で井戸端会議

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