2015-09-27

【東日本大震災】避難しない家族が復興の現状を伝えるアンテナとなった!
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東日本大震災に実際に被災し、自主避難をまわりがしていく中で、強い意志のもとに地元に残り避難をしなかった立場をとった家族が復興の現状をITを駆使して伝えた感動ストーリーです。
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あれは、東日本大震災の時でした。
私の住む地区は、東京電力福島第二原発から半径50キロ弱のところにあります。あの爆発をうけ、避難勧告が出る地区ではありませんでしたが、まわりの人はみな、自主避難していきました。
我が家は、夫が警戒区域に入る仕事をしていること、義理の母が病を抱えていることなどから、避難はせず、子供たちを含めて家族で残りました。避難せずにいる私たちを、私の両親も体の弱い祖父母も心配し、実家に今すぐ帰省しなさいと電話も何度もくれました。遠くに住むお友達も、うちに来なさいと連絡をくれました。子供を通じて知り合ったママ友は、
「子供の事を考えたら、つべこべ言わず逃げなさい!!」
と叱るように声をかけてくれました。
もちろん、声をかけてくれたことは、ありがたく思います。あの爆発した映像を見てみんなが恐怖におびえることは原発から自宅までの距離なんて関係ありません。逃げようと思うことは当然だと思います。
でも、私たちの住む地域はマスクをして換気をせず、外にあまりでないようにすれば通常の生活をして大丈夫だとテレビを通して総理大臣が言っているなら、信用しよう。
それで何かあったら、家族で全力で戦おうと決め、誰に何を言われても避難しないことにしました。
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