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2015-08-08
大学の入学式で総長に言われた一言で人生が決まってしまった。その結果…

大学の入学式で総長に言われた一言で人生が決まってしまった。その結果…
6582 pv

あなたの人生の転機はどこですか?
今の自分が”そこにいる”のは、いくつかの経験をしていった積み重ねです。感銘を受けた言葉、信念によっても人生が決定していくことはあります。今回の体験談は、今思えば大学の入学式に最も大きな影響を与えてくれたある方が起因していました。

ふり返ってみるともう10数年前の事になるのですが、大学の入学式での出来事が、今の私に大きな影響をもたらすことになるとは、その時は思ってもいませんでした。

その時すでに大学の体育会の部活動に参加していた私は、その部活仲間と一緒に入学式会場へ行きました。
いつもTシャツやジャージなどの格好で一緒にいる仲間がスーツを着て、なんだか変な感じだね、などと言い合いながら会場に入っていきました。

入学式ではいろいろな方のお祝いの挨拶や先輩方からの激励などがあったはずなのですがあまりよく覚えていません。
ただその中で総長が新入生の私達に向けてお祝いの言葉を述べられた時のことはとても印象的に残っています。

学生生活が充実したものになるように、という趣旨の内容の話をされていたのですが、その中で「これからは中国の時代だから、もし機会があったら是非中国語を勉強して下さい、きっと役に立つと思います。」と仰った、この一言はとても印象に残りました。

それから大学生活が始まり、部活漬けの毎日でしたが、その部活は学業もおそろかにしない、という規則で単位を落としたりすると部活に参加できなくなる規則だったので、授業にも積極的に参加しました。

そして二回生の時に副専攻で中国語を選択できることを知り、迷わず中国語を勉強することにしました。

最初は発音がとても難しくて、進歩しているな、と感じたのは読み書きがメインだったのですが、教えて下さった先生がとても親切で、毎回の授業がとても楽しみでした。

卒業前には学校のプログラムを利用して、2週間北京に行きました。

北京オリンピックが行われる前で、メイン会場などが建設されているところで街中に活気を感じました。
恐らく道端で買って食べたさつまいものおかげで帰国直前にひどくおなかをくだすという失敗もありましたが、良い経験になりました。

大学を卒業してからも個人的に勉強を続け、個人レッスンを行っている中国語学校を見つけ、週に1度のペースで通うことにしました。
新卒で働いたのは百貨店で、時々中国人観光客がお店にいらっしゃり、入社すぐは店頭だったのでその接客をしたこともありました。
中国語で話しかけることで、相手の欲しいものが分かり、合ったものをいくつか提案すると気に入ってくださってそれを全部お買い上げ、ということもありました。

そのうちに大学時代は勉強も単位のためにしたけれどメインは部活だったので、勉強漬けの毎日を送りたい、という気持ちが日増しに強くなりました。
社会人になって3年、これ以上会社にいると、後々重要な仕事を任されたりして留学するような余裕はなくなるだろうから今しかない、と判断しました。

それまで貯めたお金で留学できるのはやはり中国、これも何かの縁だろうと思いました。そうして会社を辞めて北京にやって来たのが2009年のことでした。

それから約2年半、本当に勉強漬けの毎日を送り、中国の重点大学で修士号を取得することができました。
中国人学生と一緒に、専門の内容を中国語で勉強することは大変でしたが、クラスメートに支えられて無事に卒業することができました。

そして知り合いの方から誘いを受け、中国企業で現地採用で働き始めました。中国に数年滞在したとはいえ、大学内とビジネスはまた別世界です。日本のビジネスの常識は通じませんし、挫折も味わいましたが、中国ビジネスの難しさを身を持って感じ、勉強になりました。

そして今は中国人男性と結婚して2年、去年生まれた男の子の育児に奮闘する毎日です。

中国での子育ては様々な面で日本と異なっており、また世話好きなおばさんが私の息子を見てここが違う、あそこが違う、と言われる毎日ですが息子が元気に育ってくれているのが何よりです。
こうして、あの時総長の話を聞いて中国語を勉強してみようか、と軽い気持ちで思ったことによって、今こうして家庭を持ち、一児の母になりました。

時々なぜ中国に来た、或いは行ったのか、と中国人だけでなく日本人にも言われることがありますが、自分でも時々振り返ってみると、原点はやはり大学の入学式での総長の言葉にあると思います。

もしあの時総長の言葉を真剣に聞いていなかったら、中国語を勉強していたかもわかりませんし、きっと中国へ渡ることもしていなかったでしょうし、そうなると今の主人に出会って息子を授かるということもなかったと思います。

人生は人の数だけあり、他人と全く同じ人生を歩むことはないと思いますが、人生の分かれ道と言いますか、人生を決めるポイントとなる出来事であったり、他人の言葉というのは違う人にとっては何でもないささいなことかもしれませんが、当人にとってはとてもインパクトがあり、重要な意味を持つ可能性があるのだと思いました。

またそのようなことがきっと毎日あちこちで起こっているのだと思います。日常生活で、ちょっと注意して周囲を見渡してみると、思いがけないヒントがたくさん隠れているのではないでしょうか。

まとめ

もしもあなたが人生に迷っていたら、今まで生きてきた中を振り返ってみるといいと思います。きっとこれからの人生に大切な何かが隠れているかも知れませんね。
この体験談を読んで、今一度自分の人生を見つめ直すきっかけとなればいいと思います。

記事提供:Arrayさん

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