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2015-06-24
3.11東日本大震災で家族全員誰も怪我しなかったのは、運がよかっただけじゃない

3.11東日本大震災で家族全員誰も怪我しなかったのは、運がよかっただけじゃない
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ほとんどの人は地震の予兆を知ることができません。つまり常に対策をしていないといつでも被害を受ける可能性が高いということです。今回のお話は対策をしてこなかったけど、家族全員誰も怪我をしなかった奇跡のお話です。

3.11東日本大震災の当日のことです。

パートの職場にいた私は、今まで経験したことのない揺れで立っていられませんでした。
お昼の時間を過ぎて、幸い火気をつかっている時間帯ではありませんでしたので火事になることもなく、職場の方は通路や事務室を片付けたり傾いた機器を固定したりといった軽い片付けをして、会社からパートは帰ってもよいということになりました。

帰途の経路上では、大きく瓦が落ちていたりアンテナが倒れていたり、また沿線の信号機や電柱が傾いていたりしました。
これでは我が家もどうなっているかと家に帰るまでの間、気が気でなかったのは当然ですが、実はその時一番心配していたのは家のことだけではなく、おウチ犬で一人で留守番している犬がどうなっているのかが気掛かりでした。

以前、町内運動会開催をつげる打ち上げ花火の音に驚いて家中をかけまわり、最後に浴室に入り込んで湯船に飛び込んでしまったというとても気の弱いワンちゃんなのです。

家に帰ってみると外観上は明らかに破損しているところは見当たりませんでしたが、ドアを開けてみると案の定家の中は足の踏み場もないほどメチャメチャになっていました。
天井の電器は落ち、大鏡は割れ、置いてある物は全て落下し、二階からは大きな本棚が倒れて階段にひっかかっていました。

なにしろ家中が壊れた物、割れた物、倒れた物、ひっかかった物などで本当に足の踏み場もないような状態でした。

あちこちにガラスや陶器の割れた破片が飛び散ったいましたので、土足のまま入り各部屋を回ってワンちゃんを捜しましたが、名前を呼んでも返事がありませんでした。

何かの下敷きにでもなってしまったかと最悪の状態が頭に浮かんで、最後には泣き声になりながら捜していました。

倒れた食器棚の下をのぞき込んだり、散らばった物をそっとどけて見てみたりしているうちに、とうとう割れた食器などが散乱した台所の奥の片隅にうずくまって震えているワンちゃんを見つけました。

「ゴメンね」と言いながら抱き上げると胸の中でブルブルと間欠的に大きく震えながら声も出せずに悲しそうな目で私を見上げていました。

身体中をさすりながら怪我をしていないかと心配しましたが、失禁してしまったのを除くと幸い外傷はありませんでした。
私もしばらくはワンちゃんを胸に抱いたままその場にしゃがんでボーッとしているしかありませんでした。

少し落ち着いてから家の中を用心しながらそろそろと詳しく見て回りましたが、どの部屋も立っている物は全て倒れ、吊るしてある物は全て落ち、割れやすい物はすべて割れて辺りに散らばっていました。

とても簡単に片付けられるような状況でもありませんでしたので、ただオロオロとするばかりでしたが、何故か頭の中は現実感のない夢のように感じていました。

そんな状況の中で心底ゾッとしたのは寝室の状況を見た時です。
いつも畳に布団をひいて家族で寝ているのですが、ちょうど頭の位置に嫁入りの時持ってきた大型箪笥の上の部分が畳に落ちていたのです。
それも箪笥の角が正に畳に突き刺さって斜めに立っている状態です。
後でつくづく思ったのですが、あれが夜中の地震だったら、私と娘は確実に死んでいたと思います。
結果的に昼間の地震だったということと、学生の息子が家にいなかったこと、ワンちゃんが怪我をしなかったこと、これらが本当に不幸中の幸いだったなとしみじみ感じた次第です。

電気、ガス、水道の不通が続きましたが、何とかご近所と助け合いながら生き延びることができました。
この大震災では一万数千人の犠牲者や未だに多数の方々が避難生活を送っておられることを考えると、人的被害のなかった私どもの家の被害などは些細なことだったと日々思っています。

家財道具の落下防止にはご存知のつっぱり棒が便利です
災害はいつ起こるかわからないので、普段から周到に用意しておくことで、危険を回避できる可能性はぐっと上がります。
地震における2次被害で怪我をしてしまう人が大変多いらしいです。
私は昨日、保険の営業マンから聞いたことですが、地震のゆれで家屋倒壊などの直接被害にあった人よりも、津波、火災で家を無くしてしまった人が全体の55%にものぼったという事実を聞かさせていただきました。
万が一のために保険に加入もよいでしょうが、値段だけをみて間違った保険に加入していても意味がありません。
今一度、ご自分の保険を見直してみるのもよいでしょうね。
今年の10月より火災保険が見直されるようです。ほとんどの地域で値上げされるようです。
また短期の保険への加入しかできなくなるようです。

記事提供:SSUPPAMANNさん

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